2008年7月5日土曜日

阪急電車 有川浩 幻冬舎


殺伐とした通勤時間をはずすと電車は途端に個々の人間模様を浮き彫りにします。座っている人、立っている人、入ってくる人、降りる人、それぞれの人がそれぞれの人生を送っているのです。なぜ悲しそうなのか、なぜ周囲が見えないのか。ほんの短い路線なんですけどね。乗ったことも無い路線なのに車内に射す光すら懐かしいようでした。

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