二条彪氏 先代の病死で23歳から2代目社長として16年婦人服の会社を経営した。そして、倒産させてしまった。その後、コンサルティングの会社として株式会社国際後継者フォーラムを9年経営している。
会社経営を長年やっていると驕りや過信に陥りやすい。それを全能感という。
全能感を持つ人は指示を理解する能力が極端に落ちる。・・・社長のバス旅行はまとめるのが大変。
唐の太宗は諌議大夫(自分の欠点を指摘する宦官)を置いた。
太宗と諌議大夫の問答集が「貞観政要」・・・読んだほうがよい
読んだほうがよい本をもう一冊。マキャベリーの君主論。
天国に行く為の最も有効な方法は、地獄に行く道を熟知すること。
『経営に正解は無い』
情理のバランスをとることが大事。
矛盾を抱えることが経営。
広い見識を持つべき。人は自分の知っている言葉の範囲でしか考えられない。
言葉を知ることが大事。
会社は大きくしようと思うと無理が出る。狂ってしまう。
会社は永く続けることを目的にしたほうがよい。
ただし、お客様に喜んでいただいた結果大きくなるのはよい。
『優秀な経営者』を科学的に証明することはできるか?
同じ条件の会社をサンプル数複数で経営させて、比較しなくてはならない。
→永く経営してきたのだから優秀だ。→全能感につながる
昔は人参をぶら下げて働かせた。ずっとぶら下げっぱなしで食べさせないケースも含めて。
今は先に人参を食べさせなければならない。
人間は未来を予知できない。
『私は間違える』と考えたほうがよい。
正しい道、うまくいく方法から逸れたら戻す。修正する力が必要。
失敗とは成非効である。「功では無いことをなす」ということである。
行動が大事である。失敗は後退ではない。だから勇気をもって失敗しなくてはならない。
『先代の遣り残したことを遣るのが仕事』『次に渡す人の為に何ができるのかが仕事』
ただし、継いだ会社は焼いて食おうが煮て食おうが自分の勝手。
2009年7月15日水曜日
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